53R金張りキャップ パイロット万年筆

付属品はなし、本体のみの出品です。写真では光の反射で白くなってしまっている箇所がありますが、金張りの剥がれや凹み、深い傷はありません。レバーフィラーのため吸入にゴムサックが使われています。筆記正常、無過重で筆記可能な万年筆本来の状態です。スペックペン先：14金製3号（大型）ニブ機構：レバーフィラー（テコ式）長さ：収納時133㎜ / 筆記時119㎜ / キャップポスト時149㎜軸径最大：11㎜重さ：16g筆記具の種類...万年筆ペンの機能・材質...水性インク、細字インク色数...1色Pilotfountain penヴィンテージvintageカテゴリーその他 > 文房具/事務用品 > 筆記具商品の状態目立った傷や汚れなし 。交換作業自体はご自身でも難しいものではありませんが、不安があるようでしたらパイロット本社に郵送又は持ち込みでもゴムサック交換は受けてもらえます。戦時中の緊縮政策により金を始めとする華奢品が禁止され、国産万年筆は鉄ペンしか作れなかった時期の終わりを示す記念すべき製品と言えます。パイロット社製、戦後初の金ペン万年筆。書き味は年代物らしい腰の強さがあり、やや硬めの紙当たりです。キャップ、同軸に若干の小傷が見られます。字幅表記はありませんが、無過重で国産のEF（極細）～フレックスによりBB（極太）相当まで。その中でも金属製キャップに金張りが施された高級ラインに相当する希少なモデルです。年代を考慮すると美品に相当すると思われます。吸入動作良好、レバーの動き、ゴムサックの状態共に劣化は見られません。ゴムサックは現状劣化は見られませんが、基本的に傷みやすいものですので、長く使われるうちに交換の必要が出て来ることはご考慮下さい。不確かな記憶で恐縮ですが送料込みで2000円程度だったと思います。適度な摩擦が感じられ、ペン先のコントロールがしやすく日本語筆記に非常に適していると思います。乾燥による劣化防止のため写真の通り水を入れて保管してあります。ルーペで確認したところ、ペン先ペン芯のズレなし。当時のパイロット製万年筆には正式な商品名はついていなかったそうですが、俗に53Rと呼ばれている品。安定感のある書き心地としなやかなフレックスを味わえます